Mahoroba fumifumi 2007-11-12
日経平均見解
概要 ・ 前号(11/07-11)および長期見解と見立てに変更なし
解説 前号(11/07)の見解および長期見解から見立ては変更がありませんでしたので、本日はお休 みしようかと考えていましたが、ポイントだけまとめます。 これまでの「日経平均見解」および「長期見解」から項目ごとにポイントを抜き出します。一 部、補足で追記した箇所もあります。 【株価】 下げは「14481.71 円」付近まで想定 実際には「15500-15000 円」レベルは買い戻し 買いは最悪を考えて「15000-14500 円」のレイヤーを打診で狙う 下げの終了条件は 2003 年からの上昇安値を結ぶラインを割ること。それは現時点では 「14700-14800」円に流れている。 上記はあくまでも「終了条件」であり、さらに下落(オーバーシュート)の可能性はある。 【スケジュール】 11/15-16 にいったんピークを向かえるだろう その後、11/30(月末)までは一時的にしろ反発するかもしれない しかし、12/3 からは再度下落するかもしれない 買い建ては基本的に 11/15-16 を過ぎてからという見解のままです。ただ、問題は「どれくら い上げるの?」ということで、これについてはなんとも言い切れません。もしかしたら、まだ下 げるかもしれないので、前号書いた通りに「慎重」さは必要だと考えています。 以下の図は前号(11/11)のものですが、大きい見立てで「3 波構成でラインを割り」そして 「今の直近の下げは 5 波構成」なのだろうと思います。直近の下げが「3 波目」っぽいこと、そ して見立てでは「大きい見立てで 3 波構成の最後の波(c波)は長いだろう」と以前書いている こともあり、その下げ止まりを予測することは困難といえます。よって、今回は「スケジュール」 を重視したいところです。
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図1:日経平均日足(5 年) 調整波終了条件 大きい図 http://photozou.jp/photo/photo_only/151386/5887838 あと、その他重要な点に触れたいと思います。 【為替】 円高ではなくドル安 米国の景気減速観測や信用不安によるドル安・株安があって日経の株安となり、それがアジ アの株安となって「円高」になっている。 上記の流れを理解できないと、根本的になんで「今下げてるの?」というのが理解できないこ とになります。 思い起こしていただきたいのですが、直近では日経平均見解やブログで「原子力」セクターに 「売り無し」と書いています。さらに、昨年 10 月からブログで「日本はテロとの戦い(米国追 従)や中・朝敵視を止めるべきだ」ということをずっとしつこく書いています。 今の流れとこれまで書いていることは密接にリンクしています。これについては過去(今年の 初夏くらい)に一度だけブログで一言ふれた・・・ 世界 は平和 になる という一言に集約されています。先進国だけかもしれませんが、世界は平和を意識する時代に 向かっているのです。ということを書くと、神懸かり的になってしまいますが、そういうことで はありません。要するに戦争で儲ける時代は終わったよということです。つまり、2000 年から 続く米国景気(これ自体は戦争特需)は一度終わるということで、今はその終わりを織り込んで いる下げという話なのです。つまり、世界が平和になるから「米国の景気減速観測や信用不安」 になっているという構造で、かつこれは米国が意図的に作り出したものです。今年の夏の急落時
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に「サブプライム問題はねつ造されたもの」とブログで書いていますが、「サブプライム問題」 とはあくまでも意図的な下げを演出するための材料でしかありません。 アメリカは「戦争の時代」から「平和の時代」に向けて仕込みを行っています。だから、ドル 安になっています。 よって、「為替を見ても株価はわからない」という結論を以前出しています。
Scribd 版 http://www.pdfcoke.com/people/view/113057-mahoroba ThinkFree 版 http://www.thinkfreedocs.com/search/?selSrchType=tag&q2=BROTHERHOOD
lord, have mercy http://hear943.vox.com/ 以上
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