KINTARO Dahulu kala, tinggallah seorang anak yang bernama Kintaro bersama ibunya. Kintaro adalah anak yang kuat. Dia selalu membawa kapak. Suatu hari ketika sedang menebang pohon, seekor beruang menyerang Kintaro. Kintaro mengangkat beruang itu, lalu melemparnya. Melihat itu, para binatang tunduk pada Kintaro. Kintaro pun menjadi pemimpin para binatang. Ibu Kintaro setiap hari mengajari Kintaro untuk menjadi ksatria yang hebat. Suatu hari, Kintaro dan para binatang dibuatkan nasi kepal oleh ibu Kintaro. Mereka akan pergi bermain ke gunung. Di gunung mereka bermain Sumo. Semua hewan dikalahkan oleh Kintaro. Ketika akan pulang, mereka tiba di sebuah jurang yang tidak ada jembatannya. Kintaro merobohkan batang pohon dan menjadikannya jembatan. Kemudian Minamoto Raiko, pemimpin paling kuat di Jepang, melihat itu. Dia meminta Kintaro untuk menjadi anak buahnya. Kintaro mau, tetapi harus meminta ijin kepada ibunya. Kemudian Kintaro dan Minamoto Raiko pergi menemui ibu Kintaro. Ibu Kintaro mengijinkan Kintaro menjadi anak buah Minamoto Raiko. Akhirnya Kintaro menjadi anak buah Minamoto Raiko. Namanya pun diubah menjadi Sakatono Kintoki. Kintoki berpisah dengan para binatang dan pergi menuju ibu kota. Di kaki gunung Suzuka, ada papan bertuliskan bahwa orang yang bisa membasmi setan akan diberi hadiah. Kintoki menawarkan diri untuk menjadi pembasmi setan dan Minamoto Raiko memberikannya ijin. Kintoki masuk ke gua batu tempat tinggal para setan. Di dalam gua Kintoki menari. Raja setan senang karena Kintoki pintar menari. Kintoki yang telah membuat mereka lengah, tiba-tiba menyerang para setan dan mengalahkan mereka satu per satu. Raja setan pun dikalahkannya. Kintoki lalu mengikat raja setan dan membawanya ke tempat Minamoto Raiko. Minamoto Raiko memuji Kintoki yang telah mengalahkan para setan sendirian. Dia memberikan pedang sebagai hadiah untuk Kintoki. Akhirnya Kintoki diangkat menjadi ksatria. Kintoki pulang ke gunung menemui para binatang dan ibunya. Ibunya senang melihat Kintaro telah menjadi ksatria yang gagah.
きんたろう むかし むかし、おとこのこと いう きんたろうと おかあさんが すんで いました。きんた ろうは つよい おとこ でした。かれは いつも おのを もって いました。あるひ、きを きりた おして いるとき、くまが おそいかかって きました。きんたろうは そのくまを もちあげて、な げすてました。それを みてから、どうぶつたちは きんたろうを すなおに しました。きんたろ うも どうぶつたちの たいしょうに なりました。 おかあさんは まいにち きんたろうに すごい ぶしに なる ために おしえて あげました。 あるひ、きんたろうと どうぶつたちは おかあさんに おむすびを つくって もらいました。かれ らは やまおくへ あそびに いく ことに しました。やまおくで かれらは すもうを とりまし た。どうぶつたちは きんたろうに まけて しまいました。 かえるとき、かれらは はしが ない たにに つきました。きんたろうは たいぼくを たおし て、はしに してし まいました。そして、みなもと らいこう、にっぽんいち つよい たいしょう は それを みました。かれは きんたろうに けらいに なる ため たのみました。きんたろうは けらいに なりたい ですが、おかあさんに ゆるしを こわなければ なりません でした。それか ら みなもとらいこうと きんたろうは おかあさんに あいに いきました。おかあさんは きんた ろうが みなもと らいこうの けらいに なる ことを ゆるしました。 やっと きんたろうは みなもと らいこうの けらいに なりました。なまえも「さかたの き んとき」とあらためました。きんときは どうぶつたちと わかれて、みやこへ いきました。すず か とうげの ふもとに おにを たいじした ものに ほうびを あたえると かいて ある たてふだ が ありました。きんときは おにたいじと して もうしでて、みなもと らいこうは ゆるしまし た。 きんときは おにたちが すんでいた いわやに はいりました。いわやの なかで、きんときは おどろいて、おにの おやぶんは きんときが じょうずに おどって、よろこびました。かれらに ゆだんを させた きんときは とつぜん おにたちを おそいかかって、つぎつぎ うちたおしまし た。おにの おやぶんも きんときに まけました。きんときは おにの おやぶんを しばりあげ て、みなもと らいこうの ところへ もって いきました。 みなもと らいこうは ひとりで おにたちを たいじした きんときを ほめました。かれは きんときに ほうびと して かたなを あたえました。ついに、きんときは ぶしに とりたてられ ました。きんときは やまおくへ かえって、どうぶつたちと おかあさんに あいました。おかあ さんは りっぱな ぶしに なった きんたろうを みて、おおよろこび でした。