Dyna2008-thin-client

資源を生かすための シンクライアント 当院での導入例 鵜川医院・鵜川邦夫

シンクライアントとは 

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アプリケーションが動作しているコン ピューターと独立した、ハードディスク のない操作用の端末を指すことが多い。 当初速度面など不便なので普及せず。 2005 年個人情報保護法の施行により、 情報漏えい予防の切り札として脚光。 画面転送型・ディスクレス型・ KVM 型 の３種類。

画面転送型 クライアント１

クライアント２

画像・ マウス、キー ボード情報

クライアント３ サーバー

画面転送型シンクライアント  

PC 上に仮想的なデスクトップ画面とキーボー ド / マウス入力を持つ環境を複数生成する 。 1985 年 UNIX 系 OS 「 X Window System 」 

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1998 年 Windows 系 OS 「ターミナル・サー ビス」 

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Sun Ray あるいは Tarantella (AIP protocol) が圧 縮・暗号化を担う。

ターミナルサービス (RDP protocol) の特徴： 56k ビット / 程度のダイアルアップ回線でも実用的な速度 で利用可能。通信は暗号化されている。

マルチユーザーを想定したアプリケーションだ けが動作する。

マルチユーザーとは 

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1 台のコンピュータに対して同時に複数 のユーザーが使用可能な オペレーティングシステムや アプリケーションソフトウェアのことを 定義する用語 大型コンピューターや UNIX のほか、 Windows NT 以後の Microsoft 社 OS に も元々機能としては用意されている。： ターミナルサービス

画像転送型の利点 

ネットワーク内をデータが流れない安全 性  暗号化されたデスクトップ画像のみが流れる

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低消費電力  ハードウェアは５Ｗ（ＥＬＳＡ）  液晶ディスプレイ２５Ｗ以下（ノートパソコ

ン並） 

長寿命  １１年（ＥＬＳＡ）

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アプリケーションの管理が容易

製品の実際

鵜川医院の構成例

処置室(NEC) Smart Display

診察室２(HP)

診察室１(HP)

バックアップＰＣ

サーバー(NEC) Server 2003

受付２（ELSA L100)

受付１(DELL)

鵜川医院での利点  

低消費電力＋熱くない ノートＰＣよりも場所をとらない  レイアウトが自由

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ワイアレスＬＡＮが使える  今はすでに発売されていないが、

Display も便利  

耐障害性 導入が楽

Smart

欠点 

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ＲＤＰ（ターミナルサービス）について は純正の安心感があるが、ＥＬＳＡにつ いてはＯＳのアップデートの度に動かな くなる。 周辺機器で使えなくなるものがある。

導入に関する情報 

Windows Server 2003 + Terminal Service 

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ＥＬＳＡ nX-Station シリーズ 

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フリーで高機能らしい。

ＥＬＳＡ ＶＩＸＥＬ Ｖ２００ 

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Windows XP がマルチユーザー OS になる。

Xen Server Express 

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安いネットブック、 Windows CE 、 Macintosh 、 Linux などなんでも端末になる 。

KVM 型の高機能タイプ（マルチディスプレイなど）

Ｖｉｒｔｕａｌ ＰＣ (VM ware) ＋ Ｕｌｔｒ ａ ＶＮＣ 

フリーで実現できるシンクライアント

ライセンス問題 

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ELSA 製品については、Ｍｉｃｒｏｓｏ ｆｔと協議し解決済み。 マイクロソフトアクセスについては、マ ルチクライアントで同時使用の場合要ラ イセンス。ＡＣＣＥＳＳランタイムで 動作させる場合は不要。 Ｖｉｒｔｕａｌ ＰＣ ＋ Ｕｌｔｒａ ＶＮ Ｃ は要ライセンス。