広報業務における3つの強み 阿久澤 騰
広報業務における3つの強み
人的接触を軸にした「仕掛ける」広報力
テクノロジーを活用した広報力
High Technology
Human Touch
Public Relations 広報実践経験
Design Writing デザイン力
Web
Web デザイン力
文章作成能力
English DTP
印刷物をつくる力
Research 情報収集・分析能力
英語力
Human Touch & High Technology
広報
Public Relations 「攻め」の広報と「守り」の広報があると思います。 自ら仕掛けることで メディアなどにニュースや記事としてとりあげてもらう 「攻め」の広報、いわばパブリシティ戦略は Human Touch つまり人的つながりを軸にして展開してきました。 こちらの発信すべきニュースや情報を 自メディアを軸に展開していく「守り」の広報は
High Technology つまり Web の有効活用を中心に展開してきました。
周囲の人々を巻きこみながらの「仕掛ける」広報
Human Touch
街おこし活動への参画を通した PR 実践 産学協同の話題としてメディアに取り上げてもらえるよう、1・2年生 用キャンパスのある所沢市の街おこしプロジェクトに大学側の代表者兼 コーディネーターとして参画しました。
タウンマップ制作 2004 年 5 月
所沢市 タウンマップ制作 (文芸学科生を中心に美術学科学生の協力を得て制作)
2004 年 8 月
制作したポスターを夏祭りに一斉配布
さといも焼酎企画
地域イベントの夏祭りのさい 参加者に配布されたタウンマップ
2004 年月 12 月~ 所沢市 さといも焼酎企画に参画 2005 年月 1 月~ 3 月 所沢市 さといも焼酎企画における ラベル、ポスター、のぼり制作
(文芸学科生を中心にデザイン学科生の協力を得て制作)
デザイン学科生がラベルと箱のデザインを担当 (商品名からコンセプト立案まで学生と一緒にかかわりました)
文芸学科生が説明書きにあたるラベル裏の文章を担当
街おこし企画に対する反響の一部
朝日新聞 2007 年 4 月 1 日朝刊
埼玉スーパー・カタログ (ぴあ株式会社 2009 年 4 月 20 日発行)
里芋焼酎のカクテル展開も雑誌で話題に
学外イベント実施を通した PR 実践 2008 年 8 月
文化庁主催 全国高等学校総合文化祭 第 32 回 ぐんま大会 文芸誌部門 に講師として参加。全国から集まった高校生に、雑誌編集や写真加工ソフト ウェアの基礎を指導し、その場で文芸誌データづくりを行ってもらい、会場 に用意した印刷・製本機で出力。参加者に完成した冊子を記念に持ち帰って もらう企画を成功させました。
学科広報誌の企画と制作
2008 年 学科広報誌を企画。 実習授業などを通して学生と制作
(2009 年 3 月発行)
[ 制作ソフトウェア InDesign/Photoshop/Illustrator]
学生に対する DTP 技術指導のほか、 表紙カバーデザインを担当
WEB サイトの有効活用を念頭においた広報展開
High Technology
WEB サイト管理 企業や組織の公式 Web サイトは費用対効果の高いメディアです。発信したい情報を発信したいタイミング でオープンにすることができるからです。 広報担当者として Web サイトの更新体制の構築、更新スタッフの育成、情報整理などに力を入れてきました。 また詳細なアクセス解析を導入し、アクセス数が集中しているのに情報が不足していたり充実していないカテ ゴリーや記事を明確にし、テコ入れしていくことによって、閲覧者の滞在時間や遷移ページ数を劇的に増やす ことができました。
WEB サイト更新体制の構築 2005 年 6 月 業者が制作して以降、更新されていなかったホームページの更新体制づくりに着手。 ・学内のサーバーに代表的 CMS(Content Management System) プログラム Movable Type(Six Apart 社)をインストール ・自らサイト構築とデザインを実施 ・更新スタッフを育成
更新システム導入前のサイト
更新システムを導入後 応募者が制作
2005 年 9 月 日本大学 芸術学部 文芸学科 WEB サイト公開 (http://www.nichigei-bungei.info)
上 記 サ イ ト と 同 様、 応募者が制作
2005 年 4 月 日本大学大学院 芸術学研究科 文芸学専攻 WEB サイト公開 (http://www.nichigei-bungei.info/master/)
2005 年 9 月 在学生の要望に応える形で、 日本大学 芸術学部 文芸学科 在学生向け情報サイトをオープン (http://www.nichigei-bungei.info/student/)
2005 年 10 月 Google Analytics を導入し、詳細なアクセス解析をもとにコンテンツの充実をはかる
情報の最適化を念頭においた WEB サイトのリニューアル 更新体制ができ、加速度的にサイト情報が増えたゆえ、今度は情報が多すぎて閲覧者が混乱気味であるという 新たな問題点が見えてきました。そこで、情報整理を念頭にリニューアルを企画・実施しました。 2007 年 11 月 日本大学 芸術学部 文芸学科 WEB サイト・リニューアルの予算を大学に申請 2008 年 7 月
リニューアル予算が認められたため、著名な情報アーキテクト加藤 善規氏
(デジパ株式会社 http://digiper.com/)に依頼 2009 年 1 月
日本大学 芸術学部 文芸学科 WEB サイト・リニューアル
リニューアル後 現在の学科公式 Web サイト
デザイン
DTP + WEB
Design
デザインによって受け手の印象を戦略的にコントロールすることも 今後の広報にとってますます重要になるはずです。 DTP と WEB のデザイン能力をこれまで磨いてきました。 DTP による印刷データの制作技能は、 現在の職場での告知ポスター、パンフレット制作に WEB デザインやコンテンツ作成技能は 日常発生するコンテンツ更新業務に生かしています。
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出版・印刷媒体のデザイン
Desk Top Publishing
出身学科が DTP(Desk Top Publishing) に力を入れており、学生時代からデザイン・印刷データ制作に取り 組んできました。現在も、授業において DTP ソフトウェアや印刷データ制作の学生指導する機会が毎週の ようにあり学外で仕事をすることも増えています。 以下のデザイン系 DTP ソフトウェアを必要に応じて使い分けながら制作しています。 InDesign (印刷業界で標準的に用いられているおよびページレイアウト用ソフトウェア) Illustrator (ドロー系ソフトウェア) Photoshop (写真加工ソフトウェア)
書籍や講義録のカバーデザイン+組み版
柴岡信一郎著『スポーツ・ビジネス教本』 ( タイケン、2006 年) [ InDesign/Photoshop/Illustrator]
道元フォーラム推進委員会 講義録『禅といま』 (大本山永平寺、2008 年) [InDesign/Photoshop/Illustrator]
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書籍のカバー ・ オビ
芸術メディア研究会編『芸術・メディアの視座』
芸術メディア研究会編『メディア・リテラシー』
( タイケン、2006 年) [Photoshop/Illustrator]
( 静岡学術出版、2008 年) [Illustrator]
国際デザイン展への出展
ベストデジタルデザイナー国際招待展デザインフォーラム 2008 (韓国 慶煕大学 、2008 年) [Illustrator]
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International Design Exhibition 2008[ デジタルデザイン国際博 2008] ( トルコ共和国アナドル大学主催
開催期間:2008 年 8 月 11-18 日 )
[ InDesign/Photoshop/Illustrator]
リーフレット
クラシックと電子音楽の融合をコンセプトに活動する OPUS-MEDIUM のコンサート用リーフレット (東京オペラシティー、2006 年 10 月開催) [Photoshop/Illustrator]
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ポスター
ポスター
NAP ( 日芸アートプロジェクト )
勤務学科におけるイベントや特別講座などの
サウンド・ビジュアル・パフォーマンス Sonic Train
告知ポスター制作多数
越後妻有アートトリエンナーレ 2006 [Photoshop/Illustrator]
[Photoshop/Illustrator]
ショップ ・ カード
Vignoble Cafe - ヴィノーブル・カフェ [Illustrator]
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Web 媒体のデザイン
Web Design
WEB サイトのデザイン・制作は趣味の一環として学生時代にスタートしましたが、現在は勤務先のホーム ページ責任者を負かされるレベルまでになっています。Movable Type などの CMS(Contents Management System) を導入した Web サイトの制作とデザインを得意としており、以下の知識や経験を有しています。 HTML や CSS などに関する知識 サーバー、ドメイン管理、FTP に関する知識と経験 /CGI や CMS のサーバーへのインストール技術と経験 Photoshop, Illustrator、Dreamweaver などを用いたサイトデザイン技能と経験
メディアでの紹介 コンセプト立案から制作まで請け負った Dining Bar Hamasaki のサイ トが<複数のブログで構成する個性的コミュニケーションサイト>と して雑誌「月刊店舗」誌上に WEB サイトの成功事例の一つとして掲 載されました。
「月刊店舗」2006 年4月号 P34 ~ 35
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日本大学大学院芸術学研究科 文芸学専攻 http://www.nichigei-bungei.info/ master/
大学院のサイトらしく、知的な重厚感を 出すことを意識してデザインを行いまし た。
Vignoble Cafe - ヴィノーブル・カフェ http://www.vignoble-cafe.com/
2007 年にオープンした新宿・高田馬場 にある、ソムリエ松下巌氏がオーナー を勤めるカフェ・レストラン。全体を 白ですっきりと見せるようデザインし ました。
文化会議 http://www.bunka-kaigi.com/
さまざまな文化人に直接インタビュー し、それを記事にして発信する「文化 会議」。最新のインタビュー記事が目 立つよう工夫ししてサイトデザインを 行いました。
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所沢市市議会議員 大石健一 公式サイト http://www.kenichi-ohishi.com/
勤務大学と所沢市との産学協同プロジェ クトで知り合いになった市議会議員さん から依頼を受け制作しました。議員の活 動コンセプトが一目でわかるようなサイ トデザインを心がけました。
芸術メディア研究会 http://www.art-society.net/
クリエーター、研究者、教育者の相互交 流を目的として 2004 年に発足した研究 会のホームページ。私自身も所属会員で、 WEB サイトの制作を担当し、現在も管 理を担当しています。
日本ウェルネススポーツ専門学校 新潟校ニュース http://www.taiken-edu.info/niigata/
既存の専門学校のサイトに速報性を持た せたいという相談を受け、CMS(Movable Type) ベースのニュースサイトの構築とデ ザインを行いました。 系列校のブログ制作も担当しました。 広島ウェルネススポーツ学院 BLOG 日本ウェルネス歯科衛生専門学校 BLOG ほか
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れんくんを救う会 http://www.renkun-fighto.org/
拡張型心筋症という生まれもって心臓病を患っ ていた小学校・中学校時代の友人のお子さん蓮 樹(れんじゅ)君。海外で心臓移植の費用を捻 出するため、募金活動を実施。募金者に情報開 示を行う Web サイトをイラストレーターをし ている同級生と一緒に制作しました。 募金の目標額は達成しましたが、渡航前に蓮樹 君は逝去されました。
清水正研究室 on the web http://www.shimi-masa.com/
お世話になっている大学教授のサイトを構築し ました。教授ご本人の迫力と知性をデザインに 反映しました。 ご本人もインターネット上の情報発信に熱心 で、サイトを窓口にしてテレビ・新聞・雑誌の 取材などに忙しく対応されています。
akuzawa.net http://www.akuzawa.net/
2003 年から不定期で更新している私自身の 日々の気づきや関心を綴っているブログです。 記事数は 650 を超えています。 私の文章修行の場でもあります。
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文章作成能力
Writing
学生時代から継続的に文章を書いてきました。 とりわけ雑誌に連載を持つようになってから、毎日のように執筆し、 考えをロジカルにまとめ、人に伝わりやすく表現するという作業を行っています。 またロジカルに人の頭に語りかけるだけでなく、 相手の心にも語りかける共感型コミュニケーションを大切にしています。 「共感」や「納得」を相手の中に醸成し、 それにより自主的なアクションを喚起する手法や視点は、 御社の広報業務においても必ず生かせると考えています。
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研究と執筆
Research&Writing Research&Writing
学部卒業以来、研究畑を歩んできました。現在の専門はメディア文化研究で、近年では広報 / PR領域の研究に 力を入れるようになってきました。そうした研究上の知見も御社の広報戦略立案に貢献できる機会があると確信 しています。 また研究活動の中で、情報収集力・整理力・分析力を高めてきました。情報を論理的に構成し、伝達するアウト プット能力も継続的に磨いてきました。とりわけ文章表現能力や文書作成は広報業務において不可欠な能力であ り、これまで鍛えてきたそれを御社での広報業務にも積極的に生かしていきたいと考えています。
出版 ( いずれも共著) ●『メディア・リテラシー』(芸術メディア研究会編、静岡学術出版、2008 年) ●『芸術・メディアの視座 映像と音楽を学ぶ人へのアート・スタディーズ』(芸術メディア研究会編、タイケン、 2005 年)
学術論文 ● On the Representation of the Japanese in the World's Columbian Exposition (バーミンガム大学大学院 学位修士論文) ● American Conservatism in Amistad(1997) 【 「芸術・メディア・コミュニケーション」(日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程研究誌)No.3 2005 年発行】 ●表象混同と同胞の他者化 ―表象分析の視点から見た日系アメリカ人強制収容問題― 【 「芸術・メディア・コミュニケーション」(日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程研究誌)No.2 2004 年発行】 ●被指導者から競争相手へ - 日米関係の転換期における日本人表象 【 「芸術・メディア・コミュニケーション」 (日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程研究誌)No.1 2002 年発行】 ● Dilemma in the Ghettocentric Cinema 【 「藝文攷」 (日本大学大学院芸術学研究科文芸専攻研究誌) 第 10 号 2005 年発行】 ●敗戦直後の日本人表象 ― ステレオタイプを支えるイデオロギー ― 【 「藝文攷」 (日本大学大学院芸術学研究科文芸専攻研究誌) 第 9 号 2004 年発行】
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●交換可能な記号的他者 ― 日本人と中国人の表象をめぐって ― 【 「藝文攷」 (日本大学大学院芸術学研究科文芸専攻研究誌) 第 8 号 2003 年発行】 ●アメリカにおける日本人の初期表象 【 「藝文攷」 (日本大学大学院芸術学研究科文芸専攻研究誌) 第 7 号 2002 年発行】 ● Identity Process in Asian American Literature 【 「藝文攷」 (日本大学大学院芸術学研究科文芸専攻研究誌) 第 6 号 2001 年発行】 ●『ハックルベリー・フィンの冒険』― 文学人類学の視点 ― 【日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程優秀論文集 2000】
雑誌掲載(主に評論) 2005 年より雑誌連載を担当
●連載 「文化考現論」 第 7 回 コミュニケーションからソリューション を引きだす 【 「江古田文学」70 号 (2009 年 3 月 5 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 6 回 メディアを読み解く思考法とフレーム ワーク 【 「江古田文学」69 号 (2008 年 12 月 10 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 5 回 メディア・リテラシーの刃を研ぐ 【 「江古田文学」68 号 (2008 年 8 月 15 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 4 回 メディア空間におけるソー シャル・キャピタル 【 「江古田文学」67 号 (2008 年 3 月 15 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 3 回 メディアの権力作用 【 「江古田文学」66 号 (2007 年 11 月 30 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 2 回 文化と向き合う 【 「江古田文学」62 号 (2006 年 7 月 31 日発行)】 ●連載 「文化考現論」 第 1 回 私有圏における文化形成の原動力 【 「江古田文学」60 号 (2005 年 11 月 25 日発行)】 ●ウェブに集うソーシャル・アニマル(特集 名無しの才能) 【 「江古田文学」67 号 (2008 年 3 月 15 日発行)】
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●価値観のぶつかり合い―短編「追放されて」に描かれているもの(特集 チェーホフの現在) 【 「江古田文学」62 号 (2006 年 7 月 31 日発行)】 ●境界と異界から立ち現れるメッセージ(特集 しりあがり寿) 【 「江古田文学」60 号 (2005 年 11 月 25 日発行)】 ●インターネット文化の社会メディア論的視座(特集 インターネットと文学の現在進行形) 【 「江古田文学」58 号 (2005 年 2 月 25 日発行)】 ●メディアとの主体的なダイアローグに向けて 【 「江古田文学」49 号 (2002 年 3 月 10 日発行)】
英語
English
英語を視野に入れると、広報業務の幅が大きく広がります。丁寧に、わかりやすく、心に響くよう会社の 業務内容を発信できれば、国内以外の海外顧客の開拓につながる可能性が期待できます。 三度の海外留学を通して、その英語力を確実なものにしてきました。また海外旅行者の多い秋葉原にある ホテルのフロントクラーク、予備校の英語講師、留学生とその家族の生活支援業務などのアルバイトなどを 通して国内でも英語を積極的にブラッシュアップしてきました。 英国の大学院で修士号取得の実績もあり、英語が必要な場面でお力になれるはずです。
* 1995 年 初めての留学。日本の大学の学部二年終 了後に。アメリカ カリフォルニア州サンディエゴに 語学留学。実は初の海外渡航。いきなり10ヶ月間の 長期滞在。英会話の経験などほとんどない状態で渡航。 手探り状態で不安もありました。日本で経験したこと のないディスカッション中心の授業にうまく馴染めず、 かなり落ちこんだ時期も。それでも努力と経験を通し て少しずつ自信をつけていきました。ちなみに現在の 妻と知り合ったのもこのサンディエゴ時代です。 * 1996 年 アメリカからの帰国後、英語の猛勉強開始。 主に TOEFL 対策。アルバイトも外国人旅行客が多く宿泊 する秋葉原のホテルのフロント・クラークを選択し、接 客やサービス・敬語表現などを実践を通して英語をブラッ シュ・アップしました。
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カリフォルニア大学サンディエゴ校キャンパス内 にある Challenger Hall 留学生活のスタートを 切った思い出深い場所
* 1997 年 群馬県の出身中学に英語教員として教育実 習。学部卒業と同時に中学・高校の英語の教員免許を取 得 (1998 年 )。 * 2000 年 2度目の留学。大学院修士課程一年を終え たところで、大学の派遣交換留学生としてワシントン州 立大学(Washington State University)に留学。学部生 として本格的にレポートを提出する中でペーパーの構成 力がついてきました。この頃の TOEFL スコアはペーパー 版で 560 点くらいでした。
ワシントン州立大学(Washington State University) を象徴する建造物、Brian Hall
* 2001 年 帰国後、大学院博士課程進学。某予備校にて英語講師のアルバイトを経験。通常の受験生の みならず、社会人コース、大検コース、TOEFL 対策コースなど幅広く担当。人気講師となり、報酬も短期 間で何度も増額してもらいました。 * 同年 お台場にある国際研究交流大学村にある東京国際交流館のレジデント・アシスタントとして、 大学院留学生とその家族のサポートに当たりました。 英語→日本語 日本語→英語の通訳をする機会があり、日常における通訳能力はこの時期に磨くこと ができたと感じています。真夜中に急病になった留学生家族と救急車で病院に直行して通訳を務めたりと 得がたい経験をたくさんしました。 * 2002 年 長年の目標だった TOEFL CBT(コンピューター版)250 点を取得。TOEFL250 点より英検準 一級は簡単だという話を聞いて、まったく対策せずに受験したところ、合格。また、難関である国際ロー タリー財団の国際親善奨学生にも採用されました。資格や奨学金獲得のための英語学習は自分の中で終了。 今後は道具として英語を使っていこうと決意。 * 2003 年 3度目の留学。前述のロータリー財団の国際親善奨学生として英国バーミンガム大学 (University of Birmingham) 大学院に学ぶ。学費・生活費・渡航費などをすべて財政支援していただいた財 団には、いくら感謝してもしたりません。英国の大学院の授業は少人数制で密度が濃く、苦労も多かった のですが、刺激と学びが多くとても充実していました。 * 2004 年 帰国後、大学にて勤務開始。勤務修了後、 英語で 25000 語以上にも及ぶ修士論文を執筆する日々 が続く。また、翻訳書監修の仕事なども平行して行う。 * 2005 年 バーミンガム大学大学院より修士号取得。
英 国 バ ー ミ ン ガ ム 大 学 (University of Birmingham) の緑に恵まれたキャンパス
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