20 %超の出資により東京放送( TBS )との事業提携を目指している楽天の代表取締役会長兼 社長 三木谷浩史氏は 5 月 17 日の決算会見で、国内のインターネット/メディア業界が今後迎 える状況を説明する「 9 つの仮説」を示した。楽天の 20 %超の出資を拒む TBS や、楽天の構 想を疑問視する声に対してネット/メディア業界の未来を示す資料で、三木谷氏は「若干時間 がかかるかもしれないが必ずこうなる」と強調した。 三木谷氏が示したネット業界「 9 つの仮説」 楽天の代表取締役会長兼社長 三木谷浩史 三木谷氏がこの仮説から導き出した今後の戦略は、「コンテンツ・マーケットの確立」「マ ス向けコンテンツと(ターゲットを絞った)ロングテールコンテンツの両立」「ストリーミン グ、ダウンロードの徹底活用」「海外に対するコンテンツ配信」の 4 つ。三木谷氏は特にコン テンツ・マーケットについて「これが YouTube のパワーの源だ」と指摘し、今後のネット/メ ディア企業に重要と説明した。ロングテールコンテンツについては「私が作った言葉」と話し た。 三木谷氏は、今後の広告手法としては、ターゲットを絞り込むことができるインターネット と、マスに対して広くアプローチするテレビなどの既存メディアを連携させることが重要と指 摘した。具体的には「オーディエンス参加型の Web /携帯コンテンツとテレビコンテンツを マッチングし、番組の前後を含めた接触時間を増大させることで広告収益機会の拡大を実現す る」こと。 Web の特性を生かしてユーザーの特性や属性に合わせたパーソナライズ型の広告 も提供する。 楽天が考えるネット/メディアビジネスの将来 三木谷氏は「このビジネスモデルは TBS とやるのが有効と思う」と語り、 TBS との事業提 携に意欲を見せた。ただ、「コンテンツ・マーケットプレイス、広告市場を作っていくことを 考えると、別の会社ともやるのがいいだろう」とも語り、幅広い提携にも含みを持たせた。 四半期決算は減収減益 楽天の 2007 年第 1 四半期決算( 2007 年 1-3 月)は楽天証券、楽天 KC などが足を引っ張り 、減収減益だった。売上高は前年同期比 7.2 %減の 484 億 3400 万円。営業利益は 43.4 %減の 61 億 6800 万円だった。経常利益は 34.9 %減の 72 億 8300 万円、純利益は 41.1 %減の 21 億
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